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 病院臨床に従事する臨床家「ダノン」が仕事、趣味、心理学全般を味わってみます。 それなりにのんべんだらりと書きますが、なんていうか、こころなしかクリニカル。

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 週末にた~っぷり遊んで栄養補給でした。肉体・頭脳疲労時の栄養補給は遊びですなぁ。


 ところで肉体疲労時の栄養補給といえばリポDですが、昔、「オロナミンC」と一緒になりませんでした?それから、「リポビタン・デー」って発音すると、ちょっと年寄りくさいから「ディー」って言うように気をつけていませんでした?


 あと、「オロナインH軟膏」はなんとなく食べ物なんじゃないかと思いませんでした?そんでもって、「チョコラBB」も甘い食べ物なんじゃないかって思いませんでした?


 




 さてさて、冒頭の書き出しは置いといて、私は病院で心理臨床を仕事としているわけですが、当たり前ながら対人援助職です。


 サイコセラピーの分野ではサービスを求めてこられる方をクライエントを呼ぶことが多いですよね。クライエントとは「依頼人・顧客」という意味が大元にありますよね。


 医学用語では患者さんを「ペイシェント」と扱うことが多いですが、あえてそのように私たちは呼んでいるわけです。そのことについては置いといて。


 そうした呼び方からしても、私たちは当たり前ながら臨床心理学的援助というサービスを提供する側であり、当然サービス業だと思うのです。私たちは悩みを抱えた方に対して時に単独で、時に医学的援助とともに援助していくわけですが、その「サービス」という大前提をしっかりと考慮していかないといけないなと思ったりします。


 車屋さんに行ってみたり、不動産屋に行ってみたり。そういう中で「よい対応」「悪い対応」を感じる場面って誰でもあると思います。心理臨床の場合はクライエントからよく思われるようにばかりはしていられないという点では他のサービス業と大きく違うように思うのですが、それでも誠意ある対応というのはどのサービス業でも共通していると思うのです。


 例えば電話対応。クライエントに予約時間等の連絡を入れることなど、日々の業務の中には電話での対応が入ってきますが、そういったときの相手方への配慮や言葉遣いなど、ちょっとしたことですが「サービス業」として当たり前の丁寧さが求められると思うのです。


 あるいはクライエントが面接室に入り、少なくともクライエントが座ってからこちらが座るといったことなど、相手がサービスを受ける側であるということをきちんと頭に入れていればできることであり、こういった小さいところで私たちは試されていることも覚えていなくてはいけないように思います。


 クライエントは援助を受ける側ということでどうしても何かいいたいことがあっても言わなかったり、ちょっとした部分では目をつぶったりということがありがちです。そういったことへの配慮を常に忘れずにいないとなぁとふと思いました。


 臨床家として、臨床のあり方や技術を磨く前に、サービスの提供者としての振る舞いや誠意ある対応を当たり前のように身につけていたいと思う今日この頃です。


 自戒たっぷり。

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2006/07/09 18:41|心理臨床TB:0CM:0

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