病院臨床に従事する臨床家「ダノン」が仕事、趣味、心理学全般を味わってみます。 それなりにのんべんだらりと書きますが、なんていうか、こころなしかクリニカル。
お気に入り
当ブログについて
#1:誹謗・中傷する内容と管理人が判断したものは削除いたします
#2:リンクフリーですが、相互リンクしたいで、できれば1コメント残してくださいね。
プロフィール
≪メール≫ danoneo_oアットyahoo.co.jp ※アット=@変更で
Author:ダノン
お仕事:病院臨床に従事する心理士です。 音楽、酒、フットサル、ダイエットを基本とした生活を送っております。 とりあえず、新車が欲すぃ。
最近の記事+コメント
最近の記事 秋の空気 (09/26) 悔しい思い (08/08) 久しぶり (07/04) お久しぶりです (02/08) 暑い (08/06) 客として (06/22) 最近 (05/23) 最近のコメント ダノン:本紹介など。 (03/18) satoru:本紹介など。 (03/15) 某助教:サイゼリア (10/09) ダノン:病院実習 (06/29) すえぞう:病院実習 (06/28) ダノン:眠れるナマケモノが久々始動。 (06/24) とみゃー。:眠れるナマケモノが久々始動。 (06/19) KOVO:認知療法学会の収穫②~吉祥寺の夜~ (02/16) ダノン:認知療法学会の収穫 (11/23) ダノン:お勧め雑誌 (11/23) とみゃー。:認知療法学会の収穫 (11/02) izugaeru:お勧め雑誌 (10/21) izugaeru:感じる (10/21) ダノン:ほんの少しの幸せはとっても大きな幸せ (10/17) ダノン:認知療法学会の収穫②~吉祥寺の夜~ (10/17) neko:ほんの少しの幸せはとっても大きな幸せ (10/17) りひ:認知療法学会の収穫②~吉祥寺の夜~ (10/17) ダノン:ほんの少しの幸せはとっても大きな幸せ (10/16) neko:ほんの少しの幸せはとっても大きな幸せ (10/16) ダノン:感じる (10/14)
最近のトラックバック
カレンダー
月別アーカイブ
カテゴリー
ダノンの本棚
認知療法・認知行動療法
心理臨床本(尼存)
カウンター
[PR] 看護師 求人
おしさしビリーです、ヴィクトリー!!
ブートキャンプに乗り遅れ、もはや入隊する気もなくなっているダノンです。
久々に本紹介。
ドン!
私にとって、臨床に関して“楽しみ”をタイトルに使った本て少ないように思うんです。臨床を“楽しむ”とはあまり良い意味に捉えられなかったからでしょうか。。。
私は今まで臨床経験がそれほどあるえわけではなく、現在、日々積み重ねていっているところです。そんな私が院時代からずっと抱えている思いがありました。
院はトレーニングの期間ということやまぁ私の指導者の特性ということもあってか、“楽しみ”などということは全く感じませんでした。それよりも“苦しみ”がほぼ100%に近いような日々でした。その中で、“臨床家は臨床の中に何を見出すんだろう。楽しくないんだろうか。楽しくないようなことを毎日繰り返すことってどうなんだろう”と私なりに考えていました。
現場に出て、様々な臨床家に会い、その臨床を身近に見ることで様々な臨床が様々な臨床の形を持っていることを知り、幅が広がりました。私に影響を与えたのは一人のユング心理学を専門とする精神科医でした。彼は非常に楽しそうに臨床に取り組んでいました。いい加減ではないし、とても真剣に臨床をするのだけど、その中に楽しみを見出す名人でもありました。彼の話を聞くと、臨床という行為がいかに深みのある、また様々な思いが交差し、織り成す行為なんだろうとため息が出るようでした。
私は臨床という営みがつまならないものであるなら、それは臨床としても不毛だと考えます。なぜなら、楽しみを見出せるセラピストでなければクライエントの可能性を引き出せないと思うからです。ちなみにここでいう“楽しみ”とはそれぞれのセラピストによって定義されるものだと思います。目の前で行われることに好奇心を持ち、発見と驚きを見出すことが私にとっての楽しみなのですが、それがなくなったら臨床はCPにとってもクライエントにとっても援助的ではないのではないかと思います。
そこで本の話に戻ります。
この本は基本的にDr向けのものなので、お薬に関することなどもたぶんに出てきますが、心理士が読んでも非常に面白い本だと思います。特に前半部が私ととしては興味深く、“共感のダイナミクス”あたりはとても実際的だと思います。この部分は以前に文献に載ったものをまとめたものなんですが、本ブログに書き込みをしてくださった方が関わっていて、文献を紹介していただいたのですでに知っていました。それでも改めて勉強になりました。
臨床という行為が楽しく、好奇心をくすぐるものであるためにとてもよい一冊だと思います。すべては臨床家の視点た態度、スタンスにかかっていると思います。
お勧め本です
Blog Ranking
いけてるブログ・HP
臨床心理学・精神医学
精神分析系
発達障害系
診断・尺度・アセスメント
ブリーフセラピー・家族療法・システムズ・
読んでらっせー 研究
RSS登録用