病院臨床に従事する臨床家「ダノン」が仕事、趣味、心理学全般を味わってみます。 それなりにのんべんだらりと書きますが、なんていうか、こころなしかクリニカル。
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Author:ダノン
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なかなかブログを更新できない1年でしたが、公私共に充実した1年でした。
臨床の現場に出てから数年が経ちます。まだまだぺーぺーな私ですが、心理臨床に関する考え方は刻々と変化していくものだなぁと思う今日この頃です。
こんなだら~りとしたブログですが、それでも見てくださったり、コメントをいただけたりするのでありがたく思っています。
今日は久しぶりになかなか使える本を紹介しましょうか。
これなんですが、数ヶ月前に購入しました。
気分障害関連の本て、結構「うつ」に焦点が絞られているものが多くて、「躁」についてはライフチャートをつけることくらいの内容だったり、いまひとつ物足りないものが多かったように思います(私の数少ない読書経験の中ではね)。
この本のよいところは、躁の状態における思考・感情・行動の特徴をモニタリングできることを援助してくれることに加え、いくつかのステップに分けて学んでいくことで早期の警告症状に気づき、未然防止に役立てられることです。これを効果的に行うことができれば、再燃を防ぐことに役立ちます。
心理教育的な関わりになるわけですが、心理士にとって心理教育がいかに大切かということを最近、痛感します。認知行動療法の枠組みの中に組み込まれてしまうのかもしれませんが、学派にかかわらず、心理教育ということはやはり重要な臨床的介入であると思います。
ところで躁を抱えていらっしゃる方がこのような心理教育に対してモチベーションをもって取り組むためには病気を認め、受容する過程が必要になってくると思います。躁のときはそれを苦痛を感じていないことも多いのでなおさらです。それを援助するのは臨床家の腕の見せ所なんでしょうね。そのへんを考えるとき、心理教育は重要な介入なんだけど、病気を認め、受け入れるという大きなプロセスが患者さんにとってどれだけの道のりなのかを理解する必要があるなぁとつくづく思います。
病院臨床をしていると、患者さんには処方がなされる場合が多いわけなんですが、「薬を飲む」ことひとつとっても自分が病気であるということについての直面化になりうると思うんです。薬を飲むことは決して当然のことではないことはよくあります。特に完治することが難しい病気については受け入れることへの抵抗感があるのも当然ですね。
本紹介がそこそこでしたね。この本はアメリカで出版されたもののようですが、やはり非常に実用的な印象を受けます。このワークブックを効果的に用いれるならば非常に有益だと思います。結構おすすめ。
これで今年最後のアップになるかもしれません。来年もどうぞよろしく☆
小さい頃、禁煙パイポに無性に興味があって、グレープフルーツ味のパイポをよく吸っていたダノンです。イケてるでしょ?アーハン?
先日、我が国の臨床心理士界の重鎮と全国区の新進気鋭臨床家とお酒をご一緒する機会がありました。
どんな領域でも「本物」というのはすごいですね。
私がお会いした方は、なにがすごいかって、空気で語るところですよ。言葉でもなく、ノンバーバルでもなく、空気でメッセージを伝える、あるいは何かが生まれるのを促す力をお持ちなところですよ。さらにですね、偉い方ほど腰が低いんですよね。名刺交換をする際に「これからも仲良くしてやってください」と一若手臨床家に言えるその姿勢に感激しました。実力のある方は威張る必要がないんでしょうね、そんなふうにしなくたって伝わるし、重要な仕事をしてますから。
本当に楽しい会でした。
私も昔だったら萎縮するか、媚びるかというような人間だったんですけど、そんなんじゃ面白くないので、先日は「今宵、自分が楽しく」をモットーに飲みました。ダノン、下ネタに十分留意しながら…でもやっぱり下の話もでちゃうんですけど、冗談をぶっかましてきました。それがですね、「面白い」といって可愛がってくださって、私の異なる姿勢が強化されました。ありがたや…
レベルの違う、世界的な土俵にいる先生方の話を聞いて、「分相応に仕事をしていけばいい」と思うと同時に、「もっと高みを目指していきたい」というふうにインスパイアされました。そんなこと考えていると、私が受験生だった頃に出会った印象的な英文を思い出しました。
The higher the dream, the more impossible it is realize it fully.
But you would not say, since this is true, that we should dream only of easily atteined.
A man wills his defeat when he pursues the unattainable. But his struggle is his success!
これ、私はとても大切にしているんです。自分以上でもなく、自分以下でもない「自分」。そんな自分の出来ることをわきまえながら出来る限りのことをやっていくことはこの領域での基本だと思うのです。ただ、だからといって挑戦から逃れては成長できないとも思っています。自分の実力をはみ出すことに対しても、恐れず、いや恐れながらも挑戦していきたいと思った今日この頃です。
きえぇぇぇ!
若島津君、三角飛びです。そんなことをしている暇があったら普通にとれっつぅの!
あ、さて。
頑張れ臨床心理士! くたばれ臨床心理士!!
というブログがあるんですよ。
なかなか過激で、個人的に嫌いではないです。
ほとんどの記事も読みました。
まぁこう思う人もいるだろうし、こういう考え方に賛同する人もいると思います。一理あるなと思うこともあるし。
読むたびに思うこと。
このブログを書かれている方は、見切りつけた臨床心理士になんでこんなにこだわるんだろうなぁと。
しかも書き始めが1月1日で、よほどの思いがあるのでは…と。
この方が書かれている1月1日のブログには
私は、このブログで何が言いたいのか? ①臨床心理士の人へ ②臨床心理士を目指している人へ、 ③心理療法を受けたい人へ、 私からの熱いメッセージです。
まぁこれでは理由にはなっていないですけどね。
忙しいと嘆きながらどうしてここまでしてこだわるのだろうとただただ疑問なのでございました。
あーいい日だなーとか。
あー、気持ちいいなーとか。
あー、きれいだなーとか。
この地球に生まれてきたからには
きれいな場面をたくさん目に焼き付けてやる。
心が揺さぶられるような景色をたっくさん見てやる。
虹の根元を見てやる。
夕日の空を見届けてやる。
水平線に沈んでも、茜が消えるまで見続けてやる。
君の赤を追って、仕事帰りの僕は走る。
僕は人の心にふれる仕事をしている。
でもそれと同じくらい、自然に触れていたいんだ。
ちっぽけな自分を感じたいんだ。
あぁ勝てない。あなたの美しさに勝てない。
完敗。そして乾杯。
明日も今日と同じくらい、当たり前のようにステキな自然を。
もうすぐ夏だ(気が早いけど)。
窓を開けて車を運転したら、空気の匂いが少しすつ変わっているのに気づく
地面から上がってくる香り
緑の中から溢れる生命の息吹と踏まれ続けているアスファルトの主張が混ざり合ったような熱をもった香り
この香りに触れるとふとよみがえってくる場面がある
もうすぐ夏。蛙の鳴き声、入道雲。夕立の後のヒグラシの声。そんな音に胸が反応する
もう何年になるだろう
何も手につかなかった夏
あの時あなたはこう思っていたのかなとか
本当はこうしたかったのかなとか
どれほど苦しかったのかなとか
私も苦しかったなとか
もう何もかも嫌だったなとか
そんなことがふと思い出されて
おしゃべりなあなたが押し黙った理由を
あの時の空気の香りとともに目を細めて想う
「将来はすごく近くにいるかすごく遠くにいるかだと思う」
何を察して言ったんだろう。だけどあの時、確かに感じていた
あれから何年も経ち、あなたと私は言った通りに遠くにいる
一度掛け違えたボタンは不思議なほどもう掛からなかった
まるで神の見えざる手によって意図的に引き離されるように
今はお互いに大切に想える人がいて
お互いに幸せで
でもたまに思う
あなたと私
出会う時期が違ったら
「すごく近くに」いたのかな
でもまた思う
あの時出会っていたから
あんなにも大切に思えたんだなと
どうか幸せで。ずっと、この先も。
あの夏に学んだことは
受験勉強よりも大切なことだった
あの夏に感じたことは
人の想いに触れる手袋になった
どうか幸せに。
お互いに幸せな人とずっと、ずっと、いつまでも。
車を降りた私は今に戻った
地面に足がついたとき
心の中の小さな箱はゆっくりと閉じる
今年の夏はどんな夏になるだろうか
あの時の私が想像もしなかった今を生きてる
いい夏にしたいな
悲しいときに浮かぶのは いつでも君の顔だったよ
悲しいときに笑うのは いつでも君のことだったよ
いかれたBaby
大切な人が大切に、本当に大切な人になると
心の中に住むようになる
そんな大切な人は離れていても
いつでも力になってくれる
そして私も
あなたにとってそんな存在であったらいいな
あなたが悲しいときに
浮かぶ顔は誰の顔?
笑うのは誰のこと?
FISH MANS が胸にしみる夜
ヨネスケとユネスコが少し似ているんじゃないかと思う方は → 人気blogランキングへ
「知足」
チソクとも読むけど、「足るを知る」と読むのが正しいようです。
このことばの奥深さと大切さをしみじみと感じる。
「節約する」「倹約して我慢する」ということではなく、
自分に与えられているものに対して感謝し、積極的に喜びを見出そうとする姿勢を表している。
あれがない、これがないと
手の中にないものに目が向かいがちだ
もちろんこれがエネルギーともなりうるとは思う
でも、手の中にあるものを感謝し、喜びを見出せたら
幸せはこれから先の地点にあるのではなくて
今、このときにあると思えるんじゃないか
そんなことを感じた今日この頃
自分の大切な人に対しても
ああだったら、こうだったらと
考えてしまって、大切な人が離れていってしまったことがある
離してしまったことがある
大切な人に感謝して、喜びを見出せたら
私も相手もhappyだ
とても重いことばです。 人気blogランキングへ
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